歌会の記録:2017年10月20日(金)

歌会コメント

今日はほかの歌会と被るなどして参加者が少なかったです。

詠草

蚊一匹闇に潰えて遠くよりサイレンの来るしずかな零時 /石本森羅


風はやみめくり捲らるる機関紙よ 川は水滴の連続である /寺山雄介


気がつけば器は倒れ白色のつくえに広がるたまごスープが /西川すみれ



題詠「時」

太陽の時針となりし少年の遠く入道雲が沸きたつ /寺山雄介
会員限定詠草があります)
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