歌会の記録:2020年8月22日(土)

歌会コメント

夏休み中のオンライン歌会です。今回は、神戸大学短歌会さんからの参加者も含めて、6人の方が参加しました。

詠草

かくれんぼ続けていれば夕焼けのシミのようにぬるい息を吐いて/永井貴志

バターすら入手できないしっぽ追う猫を横目に掻き抱く両腕/蜜々子

あなたって存外弱いごみ箱にほうる腐ったレモン丸ごと/月隠いち

ポッカリと空に口あけモノモタパ新王国の遺跡と化せり/渡辺理香
会員限定詠草があります)
  • このページに掲載の歌稿は、作者の許可のもとで掲載しています。
  • 転載などを希望される場合には、京大短歌会のメールアドレスあるいは「お問い合わせ」より連絡ください。作者の意向を確認し、その都度対応を決定してご返信いたします。