歌会の記録:2021年12月3日(金)

歌会コメント

12月最初の歌会を行いました。初めて1回生の会員が司会を担当しました。5人と少人数の会で、終始和やかな雰囲気でした。

詠草

わたしたちをこの地にインストールするような鳶よ時間はいくらでもある/穂波

捨てられた地図に広がる海をつきぬけてじわじわ伸びる薔薇の芽/坂梨誠治

All or Nothing 生きる目的を知らずこの世に生まれてくれば/武田歩

失恋と呼ばぬくらいの失恋をいくつ燃やしただろう夕焼け/小野りた
  • このページに掲載の歌稿は、作者の許可のもとで掲載しています。
  • 転載などを希望される場合には、京大短歌会のメールアドレスあるいは「お問い合わせ」より連絡ください。作者の意向を確認し、その都度対応を決定してご返信いたします。