歌会の記録:2021年4月4日(日)
歌会コメント
見学者を含め十三名での歌会でした。今回はテーマ詠でお題は「二月に相応しい歌」でした。普段と違い選ありで行われ、いつもと違う雰囲気の歌会を楽しめました。
詠草
起き抜けの水道水のぬるきこと
春はまずわが唇にあり /山田十二階
あとどれくらい君と二月を過ごせるか ほそい梢につもりゆく雪/後藤英治
もうここで棺になれよ冬の陽の中で信号待ちする電車/城戸真色
信号の赤の明滅永遠と繰り返されて冷えゆく吐瀉物/奥村鼓太郎
春はまずわが唇にあり /山田十二階
あとどれくらい君と二月を過ごせるか ほそい梢につもりゆく雪/後藤英治
もうここで棺になれよ冬の陽の中で信号待ちする電車/城戸真色
信号の赤の明滅永遠と繰り返されて冷えゆく吐瀉物/奥村鼓太郎
( 会員限定詠草があります)
- このページに掲載の歌稿は、作者の許可のもとで掲載しています。
- 転載などを希望される場合には、京大短歌会のメールアドレスあるいは「お問い合わせ」より連絡ください。作者の意向を確認し、その都度対応を決定してご返信いたします。