2019年5月『京大短歌』25号が完成しました

歌会のお知らせ

☆10月の歌会日程をお知らせします。
場所は基本的に西部課外活動棟を予定しております。

10月 19日(土)13:00〜
10月22日(月)13:00〜
10月27日(日)13:00〜

 毎月最終週日曜には定例歌会が開催されます。参加されたい方は下記の「お問い合わせ」まで、ご一報ください。返信までは2〜3日を要する場合がありますので、早めのご連絡をよろしくお願いいたします。
*連作歌会とは有志が連作を持ちより、それぞれの連作ごとに批評を行う形式をとります。通常の歌会と形式が異なることにご注意ください。


「歌会の記録」より過去の歌会に提出された歌がご覧いただけます。

☆現在京大短歌では新会員を募集しています。
大学生・大学院生・短大生・専門学校生であれば大学・学年・年齢・経験問わずどなたでも入会できます。現役会員に声をかけてください。

興味をもたれましたら本ページ下部の「お問い合わせ」よりご連絡ください。
歌会の場所、形式などの質問も気軽にどうぞ。

歌会への参加も可です。見学も可能です。

会員誌『京大短歌』25号

京大短歌 25号

『京大短歌』25号が完成しました。 現役会員14名とOB・OGを合わせた27名の作品を掲載。特集として「酒蔵歌会」と、「往復書簡『食べ物×物語』」を収めた110ページの一冊です。 通販をご希望の方は「お問い合わせ」ページに記されたメールアドレス、あるいはフォームにてご一報ください。

お問い合わせ

京大短歌会へのご連絡にはこちらのメールアドレス、あるいはお問い合わせフォームをご利用ください。

一首評〈第123回〉

ゼブラゾーンはさみて人は並べられ神がはじめる黄昏のチェス
光森祐樹 『鈴を産むひばり』

 少しの想像によって、ありふれた風景が全く違って見えるときがある。

 通学路で不意に「これは夢かもしれない」と気づくとき。空き地に広げた段ボールのうえで海賊ごっこを始めるとき。友人の視界では「赤」と「緑」が逆転しているのではないかと疑うとき。

 目の前の風景はいつも通りに流れているはずなのに「普通」が引っくり返されるという魔法が時々起こるのである。

 そのような魔法の一つ、特に鮮やかな一つがこの歌だ。

 夕暮れどきの横断歩道[ゼブラゾーン]で今日も信号待ちをしている。青になれば両岸の歩道から人々が動きはじめる。ごくありふれた風景。

 ところが実は、信号待ちをしている人たちは神が並べた駒。ゼブラゾーンをチェス盤にして、神々は思いのままに駒を操って遊んでいる。

 自ら歩いていると思っていても、気まぐれな神が描く運命のまま歩かされているにすぎない……。

 いつもの横断歩道が、もはやチェス盤にしか見えなくなってくる。

 このような魔法は時に楽しみを、時に少しの不安を私たちに与える。

武村みこ (2019年9月20日(金))

京大短歌 公式Twitter

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